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HIVの薬は改良されて副作用は少ないが一生飲み続ける必要がある

HIV感染症の治療の場合、3~4種類ぐらいの抗HIV薬を内服するといった多剤併用療法を行うようになります。近年2?3種類ぐらいの成分が1錠に含まれている合剤がいろいろと販売されていて、1日1回1錠の服用で治療することができるようになりました。最近のものは従来のものと比較すると高い治療効果を発揮することができ、長期間においてウイルスが抑制されていると、2種類や1錠での治療することが可能です。いくつか区分することができ、例えば核酸系逆転写酵素阻害剤やプロテアーゼ阻害剤、非核酸系逆転写酵素阻害剤やインテグラーゼ阻害剤、侵入阻害薬などがあげられます。近年治療薬は改良されていて副作用が少なくなっていますが、ただし一生飲み続けなければいけません。多剤併用療法などが開発されてから、患者の予後は改善してきました。しかし抗HIV薬は体内からHIVを完全に排除することができるものではありません。従って服用を開始したら、一生飲み続けていくことになるので注意が必要です。

抗HIV薬を中途半端に利用していると、ある日効かなくなることもあるので気をつけなければいけません。なぜならウイルスが薬に対して耐性を獲得するからで、例えば内服10回の内1~2回飲み忘れてしまうと治療に失敗することもあるので注意が必要です。ウイルスが耐性を獲得してしまうと、使用することができる選択肢が狭まることになります。中途半端に服用すると、今後何十年にかけてウイルスを抑えつけることができる薬を自分から捨てているとも言えるでしょう。きちんと内服するにはいくつか注意するポイントがあり、例えば自分のライフスタイルを確認することが大切です。

服用することができる状況や環境などを探していくことによって、服用することを生活の中にきちんと取り込んでいくことが重要です。飲み忘れを予防するために、携帯電話などのアラーム機能を利用して飲み忘れを予防することをおすすめします。治療にかかる医療費も心配ですが、一定条件を満たすと身体障害者認定を受けることが可能です。認定を受けると医療費の負担は軽減することができ、申請に関係するプライバシーなども含めてソーシャルワーカーに相談できます。経済的な理由でやめてしまう前に、医療スタッフに相談することをおすすめします。HIVの治療開始時期は時代と共に変わっていて、近年副作用の少ないものがリリースされているので、早期治療によるさまざまなメリットが明らかになっています。すべてのHIV感染患者に対して抗HIV薬の開始は推奨されており、早期の治療開始が強く推奨されるようになりました。きちんと服用することによって病気をコントロールすることができる時代になり、新しい治療薬が開発されています。

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